利用場面に応じたPDCAサイクルを実現するため、4つの原価計算を提供しています。標準原価と実際原価を組み合わせた差異分析や予算原価と実際原価を組み合わせた予実比較など、戦略的な原価情報の活用と高度なコストマネージメントを実現します。
POINT 014つの原価計算によりPDCAサイクルを実現
POINT 02ビジネス変化に素早く対応する原価シミュレーション
ビジネス環境の変化に合わせて、様々な条件での原価シミュレーションを行うことができます。標準原価シミュレーションの活用による利益の作り込みや期首・期中での見込みや進捗を確認するための予算原価シミュレーションなど、効率的な原価戦略立案をサポートします。さらに、原価要素となるマスタを過去の実績から自動作成するなどのマスタ作成支援機能により、効率的に原価計算を行うことができます。
POINT 03ものづくりの実力を把握できる精緻な実際原価
工程別・原価費目別のころがし計算により、累加法 / 非累加法の双方の方式に対応しています。品目別の原価計算のほか、ロット別・製番別で集計するなど、様々な粒度で原価を把握することができます。価格差異・数量差異・賃率差異・時間差異など差異要因別の原価差異分析や固定費・変動費の分離による限界利益分析も可能です。実績データを積み上げて計算するため、 BOM(部品構成表・レシピ)や標準原価がない場合でも実際原価を算出できます。
POINT 04実態に即したきめ細やかな配賦機能
実態に即した費用配分を実現するための、きめ細やかな配賦機能を実装しています。部門間配賦では直接配賦法・相互配賦法・階梯式配賦法など、任意比率で多段階の部門間配賦が可能です。品目別配賦では、豊富な配賦基準を実装しており、作業時間基準や製造数量基準のほか、ABC(活動基準原価計算)など、自社のものづくりに即した配賦基準で配賦できます。また標準機能にない配賦基準を任意配賦基準として設定することも可能です。配賦先は、費用ごとに負担先の部門や品目を指定することができます。